1: AIと恋愛 / 2: アプローチ / 3: 思考の欠損 / 4: 我が創作の根底 / 5: 改憲論議 / 6: 京マチ子逝く / 7: 半減 / 8: CO2 / 9: 「平坦」ではなくなった / 10: バッハ「世俗カンタータ」より / 11: ドゥダメル / 12: 座産土偶 / 13: 改正憲法 / 14: 神 / 15: 真理はない / 16: 無 / 17: メンデルスゾーン『交響曲第2番』 / 18: don / 19: 道元 / 20: 琴とオーケストラの協奏曲 / |
「無」とはあらゆる可能性を極限まで凝縮した「ゼロ」である。
(0は、何もないことに対応する基数(自然数)。 2018/10/14(Sun) 14:28:08 [ No.3209 ] |
メンデルスゾーン『交響曲第2番「讃歌」』を【クラウディオ・アバド+ロンドン交響楽団/エリザベス・コンネル(S)、カリタ・マッティラ(S)、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(T)】のCD鑑賞。
重くもなく軽くもない、ちょうど重心が心地よい曲。 2018/09/17(Mon) 17:14:07 [ No.3208 ] |
ベルリンフィルDCHにて、『R・シュトラウス《ドン・キホーテ》』(ヘルベルト・フォン・カラヤン+ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ+ウルリヒ・コッホ){1975年1月1〜31日}をプロジェクターで鑑賞。
何も言いますまい、トランス状態に陥らせる豪華絢爛たる音響絵巻!! 低音域の効いた繊細かつ壮大なサウンドも文句なし! それにしても映像は顔や楽器のアップばかり。独奏の際にはロストロポーヴィチやコッホも大写しになるが、言うまでもなくカラヤンのアップがほとんど。目に鱗ができるほど見飽きたナルシシストを見るだけで厭になってしまう。 なので、カラヤンと同じく目をつぶって聴こうとしたが、これがなかなか出来ないんですね。瞼を開いてはつぶり、開いてはつぶりで、音楽に集中できない。しかたなく、スクリーンを見ながら聴き終えました。カラヤンの閉じた瞼は、やっぱり伊達じゃないと実感したしだいです。 2018/09/15(Sat) 18:33:59 [ No.3207 ] |
道元の『正法眼蔵「修証義」〈行持報恩〉』という項に、「即身是仏というは誰(たれ)というぞと審細(しんさい)に参究すべし」という一節があります。僕は「クラきこ」に投稿する際、とりわけ「審細に参究すべし」という言葉を思い浮かべます。そして、「投稿文」は「言葉遣い」を「審細に参究」してから用心に用心を重ねて言葉を選びます。それでも「漏れ」を完全に防ぐことはできません。
そのことを考えると、投稿が億劫になることがあります。なにもそんなに気を遣ってまで、投稿することはないだろうと思うこともあります。しかし、確実に「行き甲斐」の一つが「クラシック音楽」である「クラきこ」のメンバーの方々に「伝えたい」という熱い思いは、ふつふつと湧いてきます。この熱を冷ますことはとうてい不可能です。 などと、少し愚考したうえで、このような場を提供してくださった古瀬ボスに感謝しつつ、あまり「参究」にこだわらず、批判があったらそれを謙虚に受け止めることとし、直感を頼りに投稿を続けたいと思います。 2018/09/13(Thu) 12:39:23 [ No.3206 ] |
クラシック音楽館「第1890回 定期公演」録画鑑賞
1.カバレフスキー作曲『チェロ協奏曲 第2番 ハ長調 作品77』 2.チャイコフスキー作曲『交響曲 第5番 ホ短調 作品64』 指 揮:尾高忠明 チェロ:マリオ・ブルネロ 1.は初めて聴く曲。ショスタコービッチにも通じるが、スターリン恐怖政治下における沈鬱な曲想。極度の緊張と、発散できないギリギリの内圧がメロディーにもリズムにも各楽器にもこもる。「ワ〜〜〜〜ッ」と叫んで見晴らしのよい野原へ飛び出したいが、出口無しの檻の中。 チェロを見ていて、琴を連想した。琴をチェロのように持って演奏したら、オーケストラに負けない音量になるのではないか? あるいは、音色を変えないで音量を大きくするような形状の琴をつくれないだろうか? 琴とオーケストラの協奏曲もあるようだが(宮城道雄『祝典琴協奏曲』や、佐渡 裕×沢井一恵×坂本龍一による『筝とオーケストラの響宴』など)、知られていない。YouTubeでは添付の映像が見つかった。 僕は琴の音が好きだ。わびさびを具えながらも典雅な音色。10代の終わりころ、宮城道雄のレコードを購入した(今でもディジタル化した音源を楽しんでいるが)。なかでも『瀬音』が大好きだ。姉の家に行って、(とてもじゃないが『瀬音』は真似もできないから)、『六段』の音を出して楽しんでいた。 床に置いた状態では、PAを使わないでホールの隅々に音を届けることはできないだろう。前述のように、今の形状のまま立てて演奏する猛者が現われるか、形状を改良して独奏楽器に仕立てるか。どなたかチャレンジしてみないかな。また、「和」にとらわれない「琴のための音楽」を作曲してくれる人は現われないかな。 塵のような知識しかない僕の夢想です。 https://www.youtube.com/watch?v=tn_uhDP1w84 2018/09/12(Wed) 18:23:59 [ No.3205 ] |