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クラシック倶楽部『クリストフ・コワン アルペジョーネを弾く』
(2018年4月19日 武蔵野市民文化会館 小ホール) ▽アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821 アルペジョーネ=クリストフ・コワン、フォルテピアノ=金子 陽子 ▽バイオリン・ソナタ イ長調 D.574 バイオリン=ジェローム・アコカ、フォルテピアノ=金子 陽子 いずれもシューベルト作曲。金子さんについては言うことなし。 素人(僕)だから確たる根拠はないが、コワンさんもアコカさんも音程が微妙に狂うし、楽譜を追うのすら大変のように見受けられた。古楽のスペシャリストなら、もっと楽器を弾きこなしてもらいたい。 アルペジョーネを映像付きで鑑賞するのは初めてだったが、1ヵ所とちるし、音程が不安定だから聴くほうもはらはら。弾きこなすのがそんなに難しいのかな? そうだとすれば、楽器そのものが廃れたのもうなずける。アルペジョーネの哀愁を帯びた音色は捨てがたいけれど・・・ ヴァイオリンも、ガット弦だからといってこんなにもたどたどしい音か? 演奏するのが精いっぱいで曲想にまで頭が回らないって感じ。たしかファウストがワンステージでモダンとピリオドを弾き分けたことがあったが、いずれの機能をも充分に生かし、素晴らしい演奏を聴かせてくれた記憶がある。 お二人とも更なる精進を重ねられることを期待する。 2018/07/28(Sat) 17:38:38 [ No.3198 ] |