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『脳の意識-機械の意識-脳神経科学の挑戦-渡辺-正峰』読了
https://www.amazon.co.jp//dp/4121024605/ref=sr_1_1?s=books&ie ..... F%E8%AD%98 「意識」について、「哲学的」にではなく「科学技術的」に追求していて、僕の求めていたものとはちょっと違うことはべつにして、脳活動はすべて電気信号で完結すると考え、そのうえで実験された知見だけをもとに論を展開していることに納得がいかなかった。 というのも、最新の研究では「化学シグナル」が情報伝達を担っていることが分かっているからだ。 「ニューロンとニューロンの間には、前号の図で示したように、シナプスと呼ばれる連絡部分があるが、驚くべきは、このシナプスの間隔は、なんと20〜30ナノメートルしかない。(ナノは10億分の1)このほんのわずかなすき間でしかないシナプス間を、電気シグナルでも飛びこえることはできず、化学シグナルとして、情報を伝えるわけだ。」http://www.ls2.jp/health/column01/mind/04.htm つまり相変わらず、「マイクロワイヤ」で生の半脳と「侵襲のインターフェイス(「機械半球)」を接続して「意識」を生じさせようと考えているなんて古いのでは? と思ってしまったのであった。 2018/03/13(Tue) 17:00:39 [ No.3192 ] |